コラム:日比谷界隈のホテルにて
日比谷界隈のホテルにて

猛暑の合間に東アジアの友人が訪ねて着た。
今年の夏は何処に行っても猛暑、猛暑・・・避暑地の箱根へと足を運ぼうと計画したものの中国人のご一行様とかち合うのも野暮と考えた。
アジア地区でいち早く維新を成し遂げた当時の日本の雰囲気を少しでも感じてもらおうと文明開化冷め有らぬ日比谷界隈に創業したホテルをキープした。
過去に何度かこのホテルに宿泊したが、当時愚生は創業間もない40代前半、はな垂れ小僧そのもの。多くの先輩の支援と鞭撻を賜る身分、緊張して現役バリバリ諸先輩への一挙手一投足。
当時の先輩らは上場会社で要職を務める傍ら「下半身も達者」なバブル真っ直中。脂ぎった先輩がボディコン女と部屋に消えてゆく姿を何度となく目にしたものだ。
下請け稼業当時は、先輩の胸に飛び込んで幾度も世話になった。
そんな諸先輩のうち、「下半身も達者」だった先輩は地方の工場長か子会社の社長となって会社でも牽引力となる勢いがあった。今も独立して70歳に至っても海外に工場を出している先輩も居る。「下半身も達者」でなかった先輩も居たが、それはそれで社内にじっと腰を落ち着けて重役上司の鞄持ち・・・?でも出世は人並みに追い、役員として定年まで全うした。
サラリーマンの人生はどちらが良いとは言えない。自ら「常に何を成し、何に語らい、何を得るか」と言った信念を持って生きている者はそれなりの道を歩んで着ている。
愚生を慕ってきた東アジアの友人にそんな姿を見せることは出来ないが、酒席にそれなりの女を呼んで友人たちと連れ立って馴染みの銀座のクラブにしけ込んだ。
ID:84 | 投稿者:NUMAX | 日時:2010年09月19日 21:54 | 印刷用ページ
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